※精度は概ね正確なのですが、分針がまれに針飛び？して、時間が狂うことがあります。剣引きタイプで、剣を引いたり戻したりするときに、分針がすっと動いたりするので、それが甘いのが原因かと思うのですが・・・・オーバーホール後、10年以上経過していますので、普段使いを考える際には、オーバーホールをお勧めします。ただ、金資産やアクセサリとしては、今の状態で保存しても問題はないと思います。・ロンジンの前身にあたる、超名門アガシ（agassiz）のペンダントウォッチ（懐中時計）です。チェーン付き。・約20年前にチェーンとセットでアメリカから購入。精度のチェックをした後は、ほとんど使用せず、時計ケースの中でずっと保存しておりました。・ケースは18金無垢。18金を保証する刻印が彫られており、非常に丈夫かつ厚みがあります。ケース径は34mm（吊り輪含まず）、厚みは10mm、重量は約43グラム（時計のみ）です。見た感じでは打痕はありません。・時刻合わせは剣引き・レバー式。・文字盤の数字にはローマ数字を採用、針は昔ながらの青焼き（ブルースティール）を施したブレゲ針と、正統派の懐中時計です。・吊り輪部分は金張りですが、金が薄くなっています。・付属のチェーンは12グラム。ナスカン部分に1/10、メーカーの刻印があるので金張りになります。ただ、金無垢のような重みがあります。・100年以上前のお品物ですが、金無垢のケースや針、文字盤には劣化や痛みはほとんどなく、非常に良い状態を保っていると思います。懐中時計の中では小型サイズですが、その分持ち運びしやすく、チェーンとの相性も良いです。当時のレディース用の懐中時計の中でも、かなり高級な部類に入り、これだけ保存状態の良いのは、とても珍しいと思います。